
考えない練習 休脳のススメ
「イライラ」「不安」は、練習で直せる
考えすぎて、悩みがつきない私たちに必要なものは
もっと「五感」を大切にする生活
<以下抜粋>
脳研究者によると
人は自分の意志で腕を動かしているつもりでも、実は、
意識が動かそうと思うより前に、脳から動かすための命令が出ていて
結局、人は脳に操られているだけなのだ
たとえば「イラッとしなさい」とか「緊張しなさい」という
自分にダメージを与えそうな命令もあれば
良いもの、慈悲深いような命令もきます
それに気づくことができれば、良いものだけを採用できる
その反射パターンが何で決まっているかというと
その人がどういう人生経験を積んできたか
どういう「来歴」かなんです
ダメな命令をスルーして、良いものだけを選択していく経験を積んでいくと
反射のパターンとして、良いものが出る割合が多くなるというお話です
<抜粋終わり>
著者の職業は僧侶なので
そういう観点から書かれている部分もあるのですが
脳がきちんと分析されていて説得力があり
巻末についている脳研究者の方との対談も大変興味深いです
人間はよけいなことを考え過ぎて
それがノイズとなり 頭も心もぼうっとするそうです
自分の脳に注意してみてみると 考えようと思っていないのに
無意識の間に 色々なことが頭をよぎっていきます
考え過ぎずに 五感を大事にして生活する
細かな方法も書かれていてとってもためになりました
*おススメ度 1900点
(私の中の一番大きな数字はなぜか2000)
小池 龍之介【著】
小学館 (2010/02/14 出版)
価格: ¥1,365 (税込)
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