舞鶴の祖父が自宅で急に亡くなった。
祖父の村では、お通夜は無くて
村の人々が随時おまいりに来て下さる。
お茶やお酒や料理を出し 線香を供え、
お皿を洗うという繰り返しを3日間寝ずに続けた。
さみしいと思う暇を与えないという意味もあるのかも。
大正生まれの厳格で無口な祖父は、
結婚の時、孫である夫のことを
「私の宝物なんです、よろしくお願いします」
と私にむかって頭を下げられた。
それは随分とふかーく私の心に ぎゅと杭を打ったと思われる。
やさしくしてくれた祖父がもう舞鶴にいないと思うと
なんだか背中がすーすーする。
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