祖父の葬儀の斎場での出来事
お骨拾いなのですが、
私だったら耐えられそうにないなと思い
小さな4歳になる姪と「2人で外で待ってましょうか?」
と言おうかなと迷っていた。
でも義弟である 姪の若い父は
彼女の横にしゃがみこみ
小さな背中に大きな手を添えて
耳元でなにか長い時間ささやいていた。
お父さんの声は私には聞こえないが、
姪は小さく何度も頷いて「わかった」としっかりと言い、
泣きもせず 騒ぎもせず ちゃんとお骨拾いを静かに終えた。
前の晩一緒に寝てしりとりをしていた姪が
急に私に顔を近づけて
「ひいじいはどうして死んだの?」と聞いたので
私は怖がらせたくないと思い
「天国で新しい仕事がみつかったので出発したらしいよ」
と言ってみたが
「歳をとり過ぎて 死んだんじゃない?」と
まっとうな判断で切り替えされた。
彼女は私よりきれいじゃないかと思う程
ちゃんとしたひらがなを書く
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